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9月の活動報告

 

 こんにちは、髙野です。

 早いもので今年ももう10月になりましたね。

 いかがお過ごしでしょうか。

 弊所は9月から私と妻の2人体制になりまして、新体制での1か月が経過したことになります。

 

 思いのほか(?)、妻が事務員としてしっかり働いてくれましたので、かなり助かっています。

 このまま喧嘩せず(?)、地元の商店街の小さい商店のイメージで継続していければと思います。(実際は、普通の住宅街のマンションの一室です。)

 

 すっかり事務所日記も更新していませんので、9月1か月分の活動報告をまとめてご報告したいと思います。(手抜きと言わないで・・)

 

 9月はじめ 葛飾区の手話講習会を退会しました。

 理由は、通っていたコースが手話通訳士として登録を目指すコースで、年末の試験を受けることが前提となっており、試験を受けない者は受講ができなくなるという理由によるものです。私は、試験を受けるほどの実力がないうえに、今年は欠席も多く、このまま続けることが中途半端に感じられたので、退会しました。講習に通った4年間で手話の知識や技能を多少なりとも得ることができ、先生方には感謝の思いしかありません。ありがとうございました。

 

 9月3日 葛飾成年後見センター主催の成年後見無料相談会に相談員として出席いたしました。

 

 9月5日 兵庫県の佐藤大輔先生が主催されている私的な家事事件勉強会にzoom参加いたしました。こちらの勉強会には2年前くらいから参加せていただいております。各地の先生方と交流しつつ真面目に勉強し、現在進行形の悩みなんかも共有させていただける私にとっては貴重な場となっています。

 

 9月7日 七戸先生の倫理研修を受講しました。

 

 9月10日 かつしか区民大学の講座「司法書士が教える相続の知識」に運営として参加しました。天気も良く、多くの区民の皆様にご参加いただくことができました。ありがとうございました。

 

 9月11日 ハラミちゃんのライブに行ってきました。楽しかった!!この一言につきます。クリスマスライブにも行く予定です。(チケットが当選しました!)

 

 9月12日 大学入学のための健康診断を受けました。かねてから社会福祉の勉強をしたい(可能であれば社会福祉士の資格も取得したい)という思いがあり、それを実現すべく、聖徳大学の通信課程に入学することにしました。ほかの大学も選択肢にあったのですが、聖徳大学の案内をみたところ、卒業生インタビューになんと司法書士の先輩(顔見知りではありません)のインタビューが載っており、動機が「成年後見をやりながら福祉の勉強が必要と感じた」という私の動機と同じだったのです。

 先輩は、55歳で入学し、すでにご卒業されています。47歳の私が入学に際し逡巡している場合ではないと、強く背中を押された気分になりました。現在は入学金も納入し、教材の配本を待っているところです。どんな世界が待っているのでしょうか。ワクワクします。

 

 9月14日 地元の後見勉強会に参加しました。司法書士と福祉・行政関係者の共同勉強会です。いつもとても勉強になります。

 

 9月15日 株式会社リーガルの電子契約のセミナーに参加しました。これも時代の流れとして避けては通れない道だと思っています。司法書士には独自の公的個人認証有効性確認システムがありますので、有効に使いこなせるようになりたいと思います。

 

 9月16日 城北支部セミナー「事業承継」に参加しました。講師は、同期の都築先生でした(だから参加したと言えなくもない!)。葛飾足立にも中小零細企業は多く存在すると思いますので、事業承継の手法や取りうる選択肢などは把握しておきたいと思います。

 

 9月17日 今年の受験生で基準点を越えている方が、事務所の見学に来られました。一つでもポジティブな印象や知識を持って帰られたのであれば嬉しいです。

 

 9月17日 弁護士の冨永忠祐先生による死後事務委任契約の研修を受けました。

 

 9月20日 東京公嘱の理事会に参加しました。懇親会はまだ復活してないですね・・。

 

 9月21日 佐藤大輔先生の企業法務勉強会にzoom参加しました。こちらは先月にキックオフミーティングをしたばかりで、今回が実質的な第1回でした。使用する書籍は「磯崎哲也/起業のファイナンス(増補改訂版)/日本実業出版社/2015」と「日本組織内司法書士協会/司法書士目線で答える会社の法務実務/日本加除出版/H30」です。私のもっとも力が不足している部分なので、しっかりと勉強したいと思います。

 

 9月22日 神宮球場で中日対ヤクルトを観戦してきました。福留選手の引退、村上選手の56号への期待などあるなか、内野の前から4列目という席での観戦でした。村上選手の56号はみることができませんでしたが、とても楽しかったです。中日ファンの司法書士、中日ファンの税理士、中日ファンの私で今年3回目の観戦でしたが、なんと!3戦3勝!!!来年もご一緒しましょう~。

 

 9月26日 結婚記念日でした。24年目に突入します。まもなく銀婚式とは驚きです。いつでも私の好きなようにやらせてくれる妻には感謝しかないです。タクシー会社を辞めて個人タクシーになるときも、司法書士試験の勉強を独学で始めた時も、合格後に兼業をするときも、自宅を事務所として住所が公開されるときも、合同事務所をやるときも、現在の事務所を開くときも、一度も反対された記憶がありません。

 

 9月30日 同期と会食。いつもいろいろと興味深いお話(業務にかかわらず)をしてくれる方で、今回も良いお話を聞くことができました。障害は、それを障害と認定する人間がいるから障害になるんだというお話でした。

 

 今月もいろいろと活動したなぁと思います。

 

 つづきまして、今月購入した本です。 

 

 ☆無縁社会≒(にもなる)超高齢社会の闇と成年後見 岡崎賢(著) 東京図書出版 

  僧侶兼社会福祉士という著者によるものです。まだ読んでいません。

 

 ☆権利の保全 司法書士の役割 住吉博  (著) 法学書院

 ☆司法書士の社会的役割と未来 歴史と法制度改革を通じて 江藤价泰 (著) 日本評論社

  司法書士制度の歴史や役割も勉強したいと思っています。まだ読んでいません。

 

 ☆思考と行動における言語 S.I.ハヤカワ  (著), 大久保 忠利 (翻訳) 岩波書店

  ツイッター上で見かけて面白そうだなと思った本です。まだ読んでいません。

 

 ☆逐条解説 家事事件手続法(第2版) 金子修(編著) 商事法務

  家事事件手続法の逐条解説書です。まだ読んでいません。1126ページあります。

 

 ☆これからの相続不動産と税務 小林磨寿美(著) 清文社

  タイトルに惹かれて購入しました。まだ読んでいません。

 

 ☆英国意思能力判定の手引─ MCA2005と医師・法律家・福祉関係者への指針

  英国医師会・英国法曹協会(著) 新井誠(監訳) 紺野包子(訳) 民事法研究会

  英国のMCA(MentalCapacityAct[MCA]2005)についての数少ない本です。MCAは意思決定支援の話になるとよく出てきますので、しっかりと勉強したいです。現在、読書中です。

 

 ☆詳細 登記六法2023年版 山野目章夫・筧康生・鈴木龍介(編集代表) きんざい

  言わずもがな、司法書士が持ってる六法です。インデックスを貼りました。

 

 ☆Q&A家事事件と保険実務 斎藤輝夫(監修) 日本加除出版

  きわめて実務的な本。まだ読んでいません。というか、必要な時に辞典代わりに使用するという位置づけです。

 

 ☆新版 成年後見の法律相談 赤沼康弘・鬼丸かおる(著) 学陽書房

  Q&A方式になっていて、一つ一つ読みやすい感じです。セミナーのネタつくりなどに役に立ちそうで、まだ読んでいません。

 

 ☆法学入門 末弘嚴太郎(著) 日本評論社

  昭和9年の本。少し前から疑問に思っている「法の存在意義はなにか」「法に期待される機能はなにか」ということを考えるための本。読書中。

 

 ☆実務精選120 離婚・親子・相続事件判例解説

  加藤新太郎 (編集), 前田陽一 (編集), 本山敦 (編集) 第一法規

  書店で見かけて「判例百選みたーい」と思いつつも司法書士には馴染み深い加藤新太郎先生と本山敦先生のお名前を見つけて購入。辞典代わりに使う日が来るかもしれませんし、来ないかもしれません。

 

 ☆死とともに生きることを学ぶ死すべきものたちの哲学 竹之内裕文 ポラーノ出版

  「死すべきもの」つまり、あなたであり私です。司法書士は人の死に多く触れる職業と言っていいと思います。発生した相続、いずれ訪れる自分の死を考えての遺言、後見人として体験する被後見人さんの死、事業承継、死後事務委任契約、遺産承継業務・・・。そのような場面では、自分なりの「死生観」をしっかりと持っていたほうが、精神的なキツさを感じることがないように思えます。著者は自分の子供が障害を持っていることから障害の話もあり、スゥエーデンの政策なども紹介されています。良い本でした。読了。 

 

 ☆家庭裁判所の財産管理実務 大阪財産管理研究会(編著) 大阪弁護士協同組合

  918条相続財産管理人の実務について触れている書籍がほぼないなか、項目を立てて触れられている書籍(ただし、メインテーマではないし、分量でいうとやはりまだ少ないと感じます)。SNSで弁護士の荒井達也先生が紹介されていて、即購入しました。該当箇所だけ読了。

  余談ですが、荒井先生がこの書籍を使用してのzoom勉強会を計画してくださり、この書籍の918条部分を執筆した弁護士の先生がご登壇されるとのこと。当然、申し込みました。楽しみですね~。

 

 ☆任意後見の実務 公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート(編集) 新日本法規

  所属しているLSが出した書籍です。任意後見は法定後見に比べれば圧倒的に少なく、少ないということは実務的な知見も不足しがちですから、知識を入れておきたいですね。まだ読んでいません。

 

 はい。今月も読まない本をたくさん買いました。

 9月は所属している各学会の冊子も届きましたし、いい感じで本棚が埋まりました。

 今後は大学の授業を受ける時間も確保しないといけませんけれど、手話講習会をやめた分は確実に(?)充てられると思うので、何とかなるでしょう!

 

 10月は気候がちょうどいい日が多くなると信じたいですね。

 今月もよろしくお願いします!!

 

 (私は学割でなんでも安く買えるのかな!?)