おはようございます。
昨日は、高校生のための法律教室の打ち合わせをしてきました。
この教室は、各学校の依頼に基づき、内容が変わります。
最近多いのは、成年年齢引き下げ、契約の一般的なこと、アルバイトとか賃貸借契約など具体的なこと、悪質商法の注意喚起、このあたりでしょうか。
東京会の法教育委員会の委員が、依頼のあった学校の先生と打ち合わせをし、登録講師に募集をかけ、登録講師は日程をみながら応募します。
応募が多ければ抽選になり、採用されないこともあります。私も登録講師なので、日程が合えば応募するようにしています。
教材は委員がパワポを作成しますので、講師はそれを基に進めるだけです。昨日は、その進め方と内容の確認でした。例えば4クラス同時にということであれば、各クラスでバラバラの話にならないように、ということです。
授業を聞いた生徒が、いつか、(あの時の話だ)と思い出してもらえたら嬉しいですね。
教壇に立つことは貴重な経験と思います。
もしかすると自分の一言が、生徒の中の誰かの将来を左右するかもしれません。司法書士という職業に興味を持つかもしれません。部屋を借りるときに思い出してくれるかもしれません。親族や友達にアドバイスをしてくれるかもしれません。
それが、ほとんど起きそうもないことは、わかっています。
でも、それが起きたらと思うと、ワクワクしますね。
まだ登録をしていない先生方にもお勧めします。
応募しなければ採用されることはありませんので、登録だけでもいかがでしょうか(登録のための研修は必要です)。
鬼籍に入った学生時代の恩師たちが、私が教壇に立つことを知ったら、天国で笑い転げることでしょう。
お前、なんか変なものでも食べたのか?
そんな声が聞こえてきそうです。
髙野