東京家裁の後見サイトにおいて、後見センターレポートの新しいものが公開されました。
今回は、一度に2つのものが出されています。
vol.24 ↓

中身を確認します。
1 連絡票
これは専門職は普通に使っているものと思います。
FAXで送ることもできます。
2 事件番号
これも専門職の間では普通のことでしょう。
電話を掛けた時も「司法書士の髙野です、事件番号申し上げます。」と一気にやったほうが時短です。
3 日付の統一
自然とそうなるように思います。
4 収支状況報告書への記載
LS会員であることのメリットを感じる瞬間の一つでもあります。
LS会員の場合、LSに報告をしているので、書記官から連絡を受けたその日のうちに作成できます。
5 住所の変更
家裁に連絡をすることは当然だと思いますが、問題はその時期です。
今回のレポートでは時期について触れられていません。
速やかに(又は遅滞なく)ということなのかもしれませんが、定期報告の添付資料に関する以下の記載も後見サイトにはあります。

↑ エの記載
ということは、定期報告の時期が近ければ住所変更の連絡は定期報告と一緒で構わない、と言えるかもしれません。実際、私は、そうしています。
なお、法務局への変更登記申請もお忘れなく。
法務局へは住民票のコピーを添付します。
無料です。
郵送可能です。
通常は変更後の登記事項証明書を取得することが多いと思いますので、その手数料は必要です。
6 現金出納帳
これを作成していない人はいないと思うのですが、わざわざ記載するということは、作成していない後見人等がいるということでしょうか。
次回は、vol.25を確認します。