昨年に引き続き、足立区の区民後見人養成講座(約1年)の基礎講習を担当しています。
昨年は基礎講習のあとの本講習(6月ころ)も担当させていただきましたが、今年は基礎講習のみの担当です。
今年の基礎講習は、1月18日の土曜日が1回目、24日の金曜日が2回目です。
社協の担当者から、昨年の受講生がそろそろ養成講座を終えそうなこと、みなさんが熱心であることを聞き、とても嬉しかったです。
足立区の養成講座は、基礎講習を受けた後、正式に申し込むかを決め、申し込む場合は作文を提出し、選考をとおれば約一年の養成講座に進むという流れです。
養成講座は、前半が座学、後半は実践となり、我々が講師を務めるのは前半の座学になります。
1月の基礎講習(2時間)は、養成講座に進むための本当の入り口です。
「成年後見制度とは」という制度の話から始まって、「成年被後見人」「後見サイト」などの用語解説、条文を実際に読んでみたり、私の体験談や、区民後見人の体験談をお話します。
引き続き興味を持ってもらえるよう、一生懸命お話します。
先日、関係者で話していて驚いたのは、基礎講習のあとの作文選考で意外と落とされているという事実でした。
18日に体験談をお話された区民後見人の方も、一度落とされた!というお話を披露されていて、関係者が苦笑いする場面もありました。
今後は、専門職が当初の1,2年で課題を解決し、安定したら区民後見人にリレーするというスキームや、最初から専門職と区民後見人でチームを組むというようなスキームも構築していきたいところです。
もちろん、最初から課題がないような案件は、区民後見人の方にドンドン受任していただければと思います。
次回は24日の金曜日。
どのような方が参加されるのか、楽しみです。