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明日の存在

 

 おはようございます。

 

 人はなぜ寝るのでしょうか。

 ほとんどの人が何の疑問もなく毎晩眠りにつくと思いますが、なぜなんでしょうか。

 

 自分がいつ眠りについたのかは、わかりません。

 これって、死ぬ時と同じなのではないかと思うのです。

 

 私は、自分の死を自分が認識することはない、できないと思っています。

 眠りにつく瞬間も死ぬ瞬間も認識できません。

 それでいて、眠りに恐怖や恐れはなく、死には恐怖や恐れがあります。

 

 両者の違いはなんでしょう?

 「寝て起きて明日がある」「死んだら明日はない」という潜在意識の存在でしょうか。

 

 

 そもそも、生まれた瞬間も認識できず死ぬ瞬間も認識できそうもないこの世界は、現実なのでしょうか。

 いつ始まったのかわからずリアルなもの・・・夢と同じですよね。

 

 夢は目覚めたときに「ああ夢か」とわかります。

 ひょっとすると死んだときに目が覚めるのかもしれません。

 

 

 昨晩、眠りにつくとき、このまま目が覚めなかったらどうなるのだろうと思いながら、眠りました。 

 それでも「明日はある」そう信じているから眠りについたのかもしれません。

 

 

 今夜、子どもたちは

 「プレゼントがある」

 そう信じて目を閉じることでしょう。

 

 そして、明日の朝、あると思っていたプレゼントがあることに喜びます。

 

 

 あると思っていた明日が来たのなら、ただそれだけで、私は喜ぶべきなのかもしれません。

 

 

 Merry Xmas !!