おはようございます。
昨日は成年後見法学会主催の国際シンポジウムに参加してきました。
国際シンポジウムというものに参加したことがなかったので、受付で同時通訳のレシーバーを渡されたときは、おぉ!となりました。
同時通訳の講演を聞いてみて思ったことは、意外とわからない…。
英語も聞こえてくるし、通訳も聞こえてくるし、当然少しずれた感じになるし…。
普段テレビで見る世界会議などで各国各人の真意が本当に伝わっているのか少し疑問に思える経験でした。
何事も経験ですね。
肝心の講演ですが、シンガポールにおいても日本と同じような問題や犯罪が発生していることがわかり、現地で実施されている工夫や取り組みは参考になるものでした。人間がいる場所であれば同じような課題が発生し、その課題に取り組む様々な人々がいることがわかり、国境を超えた同志のような気持になりました。
このような交流、いわゆる学術交流は、定期的に様々な地域・国々と行っていけば有効でしょうね。
どこかの地域で、自分たち(或いは自分)の課題に参考になる取り組みがなされているかもしれません。
いずれ自分もなるであろう高齢者にまつわる課題・問題の解決に向けて、自分が元気なうちに資することができれば嬉しいです。
弱者が犯罪や周辺課題から守られるように、自分に何かできることはないかと模索しています。
それにしてもシンガポールにおける後見の内訳が任意後見95.5%だっていうのは本当に驚いたなぁ。
我々も学びながら変わっていく必要があると強く思いました。