おはようございます。
地域柄、タクシー運転手が多く住んでまして。
仕事で、元運転手さんや現役の方に出会ったりします。
なかには、同じでんでん虫所属だったり、出身会社が同じだったりしたこともあります。
そんな時は、実は私も運転手20年やってましてね、なんて話で盛り上がります。
現役の方は、私が元運転手の司法書士として定期的に交通新聞にコラムを書いてますので、最初から私のことをわかって貰えてます。
しかし、引退して何年か経っている方の場合は、私のことは知らず、司法書士だと思っていたら元運転手ということで距離感が縮まったりします。
いつ頃乗ってましたか、どこが拠点ですか、先輩が所属されていた支部事務所はどの辺にあるんですか、運転手人生最初のお客さんて覚えてますか?なんて話します。
面白いことにみなさん、最初のお客さんは覚えてます。
私も覚えてます。
いわゆる初体験の記憶ですね。(ん?決して間違いではない!)
運転手を始めた頃、自分が司法書士になるなんて夢にも思っていませんでしたし、そもそも司法書士という資格すら知りませんでした。
それが、司法書士になって、タクシー業界の先輩やら現役の方とお会いして、私も元運転手なんです!と話しています。
それもこれも、運転手を20年続けたという事実があるからこそ、の話ですよね。
自分が通ってきた道があるからこそ。
誰かが言ってました(スティーブ・ジョブズだったかな?)。
「未来に先回りして線を引くことはできない。過去を繋いだ線の先に未来がある。」
運転手という過去と司法書士という現在を結ぶ線の先にあるものは・・・
