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調停


おはようございます。

昨夜は、調停技法の研修を受けてきました。

欧米では、学生のうちに、メディエーションを学ぶ機会があるようですが、私にはそのような機会はありませんでした(たぶん)。なので、積極的に学ばないと身につきません。

メディエーションとは、調停、仲裁などの意味で、対話による関係構築を指しています。例えば、AとBが争っている状況で、Cが間に入り、対話によって解決を図ることを指します。この時のCをメディエーターと呼びます。

メディエーションと似たような言葉でADRという言葉があります。ADRとは、alternative dispute resolutionの頭文字で「裁判外紛争解決手続」などと訳されます。

東京司法書士会では、ADR促進法に基づいて、「調停センターすてっき」という機関を設けています。

すてっき ↓↓↓

すてっきの調停委員になるには一定数の研修が必須となりますが、私が研修を受け始めた理由は、それだけではありません。日々の業務に役立つと考えたからです。

司法書士は登記を中心業務としているため平和産業と呼ばれますが、訴訟や遺産分割の話など紛争の話を聞くこともあります(非弁にならない範囲で)。ヒートアップしている当事者のお話を、冷静に、中立に話を聞いて、事案を掴むには、メディエーターのスキルが役立つと考えました。

そのため、今週末も含めた短期間集中の調停の研修に参加しています。


今日はなんだか爽やかです。
秋かもしれません\(^o^)/