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須藤論文

 

 おはようございます。

 

 先日の山田猛司先生の名変研修。

 登記インターネット92号の須藤論文が誤字・俗字・旧字関係の資料を詳しく載せている、と教えていただきました。

 

 で、早速、事務所の登記秘書で原典を閲覧。

 

 すごい…。

 こういうのを新人研修でやればいいのに、と勝手に思いました。

 

 須藤先生は、論文当時、青森地方法務局の総務登記官という役職にあられたようです。

 

 全部で57ページの論文なので、まだ読了はしておりませんが、原典に当たることができる方は読んだほうがいいと思いました。

 

 というか、先輩方はこれをお読みになられていたり、同じような論文・記事を読まれていたのかと思うと、我彼の差に愕然といたします。

 少しでも追いつけ追い越せです。

 

 突然ですが、次の字について更正を要するか否か、おわかりになるでしょうか。

 私は、誤字・俗字・正字一覧を見ながら「たぶんこうだろう」といった感覚を拭いきれずに実務にあたっていましたが、同論文には具体例と考え方を挙げながら書かれています。

 

 総 と 總

 徳 と 德

 ヱ と エ

 栄 と 榮 

 沢 と 澤

 島 と 嶋

 舘 と 館

 

 登記申請は一字違えばとおりません。

 そのため、司法書士は「そんなとこ拘るなよ」というところに拘ります。

 拘らざるを得ないのです。

 

 

 きっと役立つ論文が他にもあるはず・・・そう思うだけでワクワクします。

 事務所勤務経験のない私には、公開されている先人の知識の蓄積が宝物に思えます。

 

 精進精進\(^o^)/