おはようございます。
後見サイトに新しい後見センターレポートvol20が掲載されていました。
↓
http://www.courts.go.jp/tokyo-f/vcms_lf/kouken_report_vol.20.pdf
後見業務をやるときは、後見サイトのチェックが欠かせないと思います。
私がチェックする主な目的は二つ。
1 書式改訂のチェック
予告もなく書式が変わったりします。
書面右下あたりに「R1.5」などとあれば令和元年5月バージョンとわかり、かなり新しいことが推測されます。
これが「H29.4」とかだと、少し不安になります。
ん?新しいのあるかも?と。
ま、古い書式でも受け取ってくれるとは思いますが。
2 冒頭にあげた後見センターレポートのチェック
後見センターレポートとは、いわゆる「実務の情報」が載ったものです。
過去には、「後見人が手元で管理できる現金の金額はいくらまでが妥当なのか」という質問に対する東京家裁の見解が掲載されたこともありました。後見人にとっては、重要な情報です。
その最新号が7月1日付vol20号として発表されました。
内容は、後見制度支援預貯金について。
後見制度支援信託から始まって、現在は支援預貯金まで広がっています。
非常にいいことだと思います。
しかし、私としては、もう一歩踏み込んでほしいところです。
私の希望は「保佐・補助でも支援信託・支援預貯金の利用を可能にすること」です。
信託が難しければ、せめて、支援預貯金は使いたい。
なぜ、そう思うのかと問われれば「現在そういう保佐の案件があるから」という、まぁ身勝手な発想と言えば発想なんですけど。。
いずれにしましても、これから後見業務を始める方、現在関わっている方は(自分自身も含めまして)、最新情報の共有、交換を心掛けたいものですね。
そういえば少し前、先輩に「この書式、最近変わった?」と聞かれたときは、少し嬉しかったなぁ。
後見のことだからあいつに聞くか、と少しでも思ってもらえたようで。。。
土曜出勤、がんばりましょう!!