おはようございます。
昨日は、あだち区民後見人養成講座の講師を務めてまいりました。
講義に先立って受講生の皆様の自己紹介があり、志望動機を教えていただきました。
「誰かの役に立ちたい」
「地域に貢献したい」
「自分の勉強にもなる」
熱い想いを伺って初心を取り戻すことができました。
講師をしてみて少し難しいと感じたのは、自分が区民後見人ではないため、具体的な実務に少し違いがあるということです。
私の説明が少し違う部分もあり、社協職員の方が補足説明をしてくれました。
社協職員の方の話で印象的だったのは、受講生の皆さんが研修を終わった後、社協から後見人就任を打診された際に緊張して(?)なかなか手が上がらないという話でした。
わかる気がします。
なんでも初めての仕事は緊張しますからね…。
ですが、社協によるサポートが受けられますから、安心して「やります!」と手を挙げていただきたいと思います。
1件受任してしまえば、最初の緊張はなくなる・・・かな?
親族後見人で始まった制度が専門職後見人の時代になり、これから区民後見人の力を必要としているのは間違いないと思います。区長申立は増加の一方で、平成30年にいたっては申立の5件に1件が区長申立でした。身近な親族がいなくて、専門職も飽和状態になりつつある。
区民後見人が増えれば後見制度自体が正しく世間に広まり、サポートが必要な人に届くのではないかと期待します。
その一助になれればうれしい限りです。
髙野守道