本日、新元号「令和」が始まりました。
前回の改元は、昭和天皇の崩御というニュースに付随するものだったので、子供ながらに、喜んではいけないものという認識でした。
ところが、今回は、生前退位ということで、まったく暗さのない改元であり、気持ちの面でだいぶ違う気がします。
令和という元号自体も、発表から時間があったからか、平成のときほどの違和感はありません。
本日、さっそく、入院関係の書類に印字されていた平成を消して、令和元年と書いてきました。初日から後見業務に取り組むとは、令和の時代もがんばろうという気分にさせてくれます。新しい時代も思い描いた方向で生きていくことを再確認する節目です。
節目と言えば、思い起こすこと28年前、平成3年の今日、父親が逝きました。
28年経った今も、その日のことは、よく覚えています。
16歳で父の死によって人が死ぬことを体感したことは、私の人格形成に少なくない影響があったように思います。
5月1日、元号が変わる日、私の節目。
髙野守道