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法律教室のすゝめ

 
 おはようございます。
 
 昨日、高校生を対象とした法律教室の講師を担当させていただきました。
 
 私は、法律教室をすゝめます。
 学校側にも、士業側にも。
 
 学校側にすすめる理由。
 社会直結型の授業は生徒に役立ちます。
 アルバイトの話や成人年齢引き下げの話など、試験ではなく日々の生活に関わります。
 残念ながら法律について小中高で学ぶ機会は、多くないと思います。でも世の中は、法律が一番大きなルールです。興味を持つキッカケになるだけでも法律教室は意義があると思います。
 
 士業側にすすめる理由。
 知識という財産を社会に還元することによって、社会に貢献できます。
 私達が伝えた知識は学生の頭の中に残ります。それは種です。私達が蒔いた種は、いつの日か芽を出し、成長し、花開きます。ひょっとすると、その種は、私達がいなくなってから芽を出すかもしれません。そして、学生の目は、私達が見ることのできない未来を見ます。学生の手は、私達が触れることのない新たな何かに触れます。つまり、私達は、学生の頭の中に種を蒔くことによって、私達が存在できない未来に関わることができるのです、と言ったら大袈裟でしょうか。
 
 結局、知識が人から人へと伝わって、社会全体の知識量が増えることは、よいことだと思います。専門知識を身につけた資格者は、積極的に拡げていきましょう。
 
 
 
 しかし、拡がり過ぎると我々の仕事が無くなってしまうかもという心配が無きにしも非ずと心配している?
 髙野守道