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裁判官による研修

 おはようございます。
 
 昨日は東京家庭裁判所の裁判官による、後見事務に関する研修を受けてきました。
 
 これは、昨年の秋に行われたものを録画した、DVDによる再研修です。
 
 普段、書面上でお名前を拝見するだけの裁判官がどのような方なのかという野次馬的興味と、918条2項の相続財産管理人について興味があったので、受けました。
 
 今後は、書面でお名前を見れば、あの裁判官が見てくれたのかとイメージができます。
 
 また、918Ⅱ管理人については、自分の経験と照らしながら、あの時の対応がどうだったのか、省みることができました。
 
 さらに、来週予定されている市民後見人養成講座における講演に使えそうなヒントもいただたので、1時間半という短めの研修でしたが、私にとって非常に有益なものでした。
 
 研修の最後、後見人報酬についての今後の方針についてお話をされたときは、裁判官としてのプライドと苦悩を感じ取ることができました。
 
 制度して改善すべきところは改善しながら、現場では、お前が関わるようになって良くなったと言っていただけるように、精進していきたいと思います。
 
 本日も朝から法律行為と事実行為がごちゃ混ぜの一日を過ごす予定です。 
 
 良い一日になることを願って、まずは珈琲から。
 
 髙野守道