おはようございます。
地球儀を眺めながら、これホントにこうなってんのかな?って思います。
宇宙空間に行かないと自分では確かめようがないのですが。
知らない国、知らない町、知らない村、知らない人々、知らない文化、知らない習慣…。世界は、ほぼ、自分の知らないことで成り立っている。その逆もまたしかり。世界の人々は、ほぼ、私のことを知らない。むしろ、私のことを知っている人の割合なんて、0.のあとにいくつ0がならぶのか…。
日本、東京、葛飾区、と考えてみても、知らない場所と知らない人だらけです。そして、「知らない」は、「存在しない」に近く、私のことを知らない人にとって私はもはや存在していないのと同じです。
友人や知人は極めて稀な存在です。
さらに今日という日の意味も人によって違います。
命が生まれた日。
命を亡くした日。
人生の分岐点。
とても楽しい日。
普段と何も変わらない日。
知らない場所と知らない人で溢れ、今日の意味まで変わるとなると、この世界って一体なんなんだろう?今こうしている間も、誰かにとってこの世界はパラダイスであり、誰かにとって地獄なんだろう。
自分にとって、この世界はどんなものなのか。意味もなく地球儀を回し、珈琲片手にこれホントかよと思う日曜日の朝。今日はどんな日に。
髙野守道