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医師による研修

本日は、医師による研修を受けてきました。

高齢化社会、認知症、医療、在宅医療、成年後見についての実例を交えたお話しで、身近に感じましたし、考えさせられました。

同じ場面を、我々後見人側からではなく、医師側から見た考えや思い。

生命の尊厳。
本人の意思。
家族の思い。
医師の立場。
後見人にできること。
命とは。
人間とは。


先日、同期が言った言葉を思い出します。

答え…無いよね……。
一生、背負うよね。
その判断で良かったの?

登記業務とは違い、正解があるわけではない、補正もできない。


結局、だれか1人が背負わずに話し合うこと。

医師と。
家族と。
後見人と。
ケアマネと。
本人のことを知る人と。

医療的判断が正しいとは限らない。
関係者情報が正しいとは限らない。
代理人判断が絶対ではない。
家族の思いは本人の思いではない。

人間の思いや考えは、刻々と変化する…。


私とあなたは違う人間で同じ人間なんだ
と思った夜。