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燃える男

私の名前は、名セカンド高木守道からもらっています。

父親が、派手なホームランを打たなくともチームに欠かせない存在として、そうなるように?つけたみたいです。

 

当然、生まれついてのドラゴンズファンです。

子供のころ、周りは巨人ファンばかりで、肩身の狭い思いをしました。

しかし、あの男が監督になり、チームが優勝したとき、私は、味わったことのない喜びを感じました。

 

あの男・・・

燃える男、星野仙一。

 

まったく信じられません。

最近の報道では、殿堂入りのパーティーをしたとか、芦屋の自宅リフォームで裁判をしているとか、そのようなものしか記憶になく、体調が悪いだとか、命が…などという報道は記憶にありません。

 

もっともっと歳を重ね、いつまでも「ばかもん!」と言ってそうなイメージです。

 

昭和の野球選手が旅立つ報道は、時間の流れと寂しさを感じさせます。

 

どんな人生でも1回しかないんだよなぁ。

 

楽しい時間

悲しい時間

遊ぶ時間

働く時間

ボーっとする時間

汗をかく時間

食べる時間

寝る時間

考える時間

誰かと会う時間

落ち込む時間

家族で過ごす時間

 

持ち時間がわからないなかで、納得のいく時間の使い方をするというのは、難しい。

やりたいことだけやるわけにもいかず、かと言って、やりたくないことをやっているうちに時間切れは嫌だし。

どの時間をどう使うか・・・悩む。でも悩む時間は、もったいない。

人を羨む時間や、自分を卑下する時間もまた同じ。

そういう時間の使い方をすると

 

ばかもん!

と燃える男が怒るだろう。

 

よし。

 

明日から、とりあえず、燃えよう。

 

 

星野さん、優勝の喜びを教えてくださり、ありがとうございました。

安らかにお休みください。