ブルーハーツも好きです。
『世界の真ん中』という歌があります。
簡単に言えば、
丸い地球上に『真ん中』なんてない、って言うかどこでも全部『真ん中』なんだぜ!自分の居場所が片隅に思えるかもしれない、だけどそんなとこはないんだぜ!今いる場所で一生懸命生きようぜ!
という歌です。
俺なんか…
自分なんて…
と、思ったときに、応援してくれる歌です。
世界の真ん中で生きていくには、死ぬほど辛いこともあるんだぜ。でも、命懸けで生きていこうぜ!
という歌です。
変わらない日常、うまくいかない現実に打ちのめされそうになり、世間からの疎外感を感じたときに、お前のいる場所が世界の真ん中なんだ!お前の人生はお前が主役なんだ!
と励ましてくれます。
精神病院の閉鎖病棟に、初めて行ってきました。
いろいろな症状の方がいました。
そこにも、お日様は昇り、夏の風が吹いてます。
ルールもあります。
働いている人もいます。
今までも、これからも、同じように。
患者さんも、働く人も、その人にとってそこが『世界の真ん中』。
病気を抱えながら、昨日を生き、今日を生き、明日を生きようとしている人。
早く良くなれと、昨日支え、今日も支え、明日も支えようとしている人。
もともと、病院で働く人に対して尊敬の念を抱いてますが、過酷な現場で穏やかに働いてる姿を見ると、また改めて、尊敬の念が湧いてきます。
美しいとは、こういうことを言うのではないか、と思いました。
誰からも注目されず、話題にも上らず、それでも、美しく輝いてる。世界の真ん中で、輝いてる。
私も、斯くありたい。